シンポジウム 持続可能なヘルスケアーシステム 会期 2007年10月6日(土) 会場 東京大学法文1号館22番教室 (定数250名) 東京都文京区本郷7-3-1 参加費は無料です。 共催 国際予防医学リスクマネージメント連盟 日本予防医学リスクマネージメント学会 その他 後援 OCED東京センター、在日スウェーデン大使館、その他 |
全プログラムが確定しました。― 8月31日
プログラム
2007年10月6日(土)午前10時〜午後4時30分
東京大学法文1号館22番教室 (定数250名)
開催責任者 酒井 亮二 国際予防医学リスクマネージメント連盟理事長、日本予防医学リスクマネージメント学会理事長
世界健康リスクマネージメントセンター理事長
趣旨:
医師・看護師・福祉介護士の全国的な不足の原因は、超高齢化社会と少子化社会の出現、経済地域格差の出現という日本社会の基本的潮流に原因が存在しているだけではなく、経済グローバルという大競争時代の中で、日本が今後の百年の間に:経済衰退期に突入するという国家危機のリスク認知が存在します。世界の中での日本の没落とそれによるヘルスケアーシステムの崩壊を予防するには、諸外国の優れた経験から学ぶことが重要です。このために、国際予防医学リスクマネージメント連盟の支援機関の協力を得て、今回のシンポジウムが開催されます。これらは医療・福祉に関する国家ビジョンのあり方を国際的視点から検討することを目的とします。
また、全国の医療・福祉機関の持続可性を高めるには、よりスマートなヘルスケアーシステムの運営によるヘルスケアーシステムの体質改善が必要です。同時に、国民の声を反映するヘルスケアーに変質するには、広く市民との相互対話も不可欠です。このために、シンポジウムでは、合理的なトップマネージメント・セミナー、一般演題の採用ならびに市民公開方式を取り入れます。
本シンポジウムの目的は、日本全国の医療機関と福祉施設が抱えている極めて厳しい今日の状況に対し、明るい未来を具体的に探索することです。
受講対象者: 学会員、法経済学研究者、経営学研究者、医療福祉行政担当者、医療施設・福祉施設の従事者、地域医療・僻地医療の研究者、マスメディア、市民、学生、その他
10月6日(土)午前の部 22番教室 (定数250名)
午前10時〜午前10時02分 開会
午前10時03分〜午前10時15分
「持続可能なヘルスマンパワーのための戦略と戦術の科学」
洒井 亮二 国際予防医学リスクマネージメント連盟理事長
海外特別報告
座長 井原 辰雄 東京大学公共政策大学院
午前10時15分〜午前11時
「経済協力開発機構(OECD)のヘルスマンパワー問題に関する取り組み」 日本語講演
川村 泰久 OECD東京センター所長、国際予防医学リスクマネージメント連盟顧問
午前11時〜午後12時
「スウェーデンの保健医療制度 − 公的供給が基本、多様な民営化の強化」 日本語講演
Kaj Reinus 在日スウェーデン大使館参事官、 世界健康リスクマネージメントセンター協賛機関
10月6日(土)午後の部 22番教室 (定数250名)
午後1時〜午後3時30分 (バネル討論会) 日本でのヘルスマンパワー確保のあり方
座長 大熊 由起子 国際医療福祉大学大学院教授、前大阪大学大学院人間科学研究科教授
午後1時〜午後2時
「医療システム学の立場から」
信友 浩一 東京大学先端科学技術研究センター教授(客員)
九州大学医学院医療システム学教授
元九州大学付属病院副院長
午後2時〜午後3時
「社会保障制度の立場から – 中医協の意見を踏まえて」
土田 武史 厚生労働省中央社会保険医療協議会(中医協) 会長
早稲田大学商学部教授
午後3時〜午後3時30分
総合討論会
午後3時30分〜午後4時30分 トップマネージメント・セミナー
TQM(Total Quality Management)による病院経営の改善
飯塚 悦功 東京大学大学院工学研究科化学システム教授
(概要) TQM(総合的品質管理)は、企業のトップが制定した経営戦略を、ブレイクダウンして品質目標、顧客満足度目標まで落とし込んで全社的に展開するもので、近年に日米の各種企業で活発に導入されている最新の経営管理手法の1つです。今回は日本のTQMの中心的推進者である飯塚先生により、病院でのTQMの導入の方法と意義についてご紹介をいただけることになりました。
午後4時30分 閉会
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