シンポジウム 「医療危機」
医師・看護師・福祉介護士の全国的な不足の原因は、超高齢化社会と少子化社会の出現、経済地域格差の出現という日本社会の基本的潮流に原因が存在しているだけではなく、経済グローバルという大競争世界の中で、日本が今後の百年の間に経済衰退期に突入するという国家危機のリスク認知が存在してます。世界の中での日本の没落とそれによるヘルスケアーシステムの崩壊を予防するには、諸外国の優れた経験から学ぶことが重要です。このために、国際予防医学リスクマネージメント連盟の支援機関のご協力を得て、今回のシンポジウムが開催されます。これらは医療・福祉の国家ビジョンのあり方を国際的視点から検討することを目的とします。
また、全国の医療・福祉機関の持続可性を高めるには、よりスマートなヘルスケアーシステムによるヘルスケアーシステムの体質改善が必要です。同時に、国民の声を反映するヘルスケアーに変質するには、広く市民との相互対話も不可欠です。このために、シンポジウムでは、参加費無料の公開シンポジウムー方式とトップマネージメント・セミナーを取り入れます。
本シンポジウムの目的は、日本全国の医療機関と福祉施設が抱えている極めて厳しい今日の状況に対し、明るい未来への道を具体的に探索することです。
2007年4月 主催者
酒井 亮二 日本予防医学リスクマネージメント学会理事長、国際予防医学リスクマネージメント連盟理事長
信友 浩一 東京大学先端科学技術研究センター客員教授、九州大学医学院部医療システム学教授
元九州大学付属病院副院長
田中 慶司 結核研究所顧問、元厚生労働省健康局長
前川 和彦 関東中央病院院長、東京大学名誉教授(救急医学)
永井 厚志 東京女子医科大学附属病院長
濃沼 信夫 東北大学大学院医学研究科医療管理学教授
丹羽 真一 福島県立医科大学医学部付属病院元院長、精神神経科学教授
川渕 孝一 東京医科歯科大学医歯学総合研究科医療経済学教授
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