医療安全教育セミナー2008年度冬期 (医療安全管理研修会) ― リスクマネージメントの実習編 − 会期 2009年1月28日(水) 〜 30日(金) 会場 東京大学医学部本郷キャンパス (1日の定数320名) 主催 国際予防医学リスクマネージメント連盟 |
プログラム
趣旨: 本教育プログラムは、高度な医療安全活動を構築するための最新の資料を与えるもので、内容は毎年新しい話題を取り上げています。
本プログラムは、厚生労働省の診療報酬改定による「医療安全対策」として診療報酬申請に加算する際に、加算の対象となる2008年度の研修教科内容の1部にもなります。この場合は、医療安全基礎講座(2008年6月26−27日)ないし夏期セミナー(2008年8月10日〜12日の3日間)と合わせて申請することをお勧めします。
1) 夏期セミナー(2008年8月10日〜12日の3日間) 受講者の場合: 本プログラムと合わせて合計40時間となります。
2) 医療安全基礎講座(2008年6月26−27日、2日間)受講者で夏期セミナー未受講の方: 本プログラム以外に、2009年3月1−7日のビデオ講座のうち第1日目分か第3日目分と合わせて、合計40時間以上となります。
参加者には受講証明書を発行いたします。
受講対象者: 学会員、医療施設経営者、医療安全管理者、リスクマネージャー、医薬品安全管理者、医療機器安全管理者、医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師、法関係者、医療事務関係者、医療産業界関係者、学生、市民、その他
(第1日目) 2009年1月28日(水) 午前9時〜午後5時
医療事故予防のための病院システムの改善方法としてのヒューマンファクター
東京大学医学部本館3階大講堂
受付開始 午前8時
午前9時 開 会
午前9時〜午前9時30分
(講義) 医療事故の原因とヒューマンファクターの基本的考え方
午前9時30分〜午前10時20分
(講義) 事故予防のための病院システム改善に関するヒューマンファクターの方法
午前10時20分〜午前10時30分 休憩
午前10時30分〜午後12時30分
(演習ガイダンス講義) FMEA(設計故障モード影響解析法)のガイダンス
(内容) 院内システムの事故原因可能性を未然に探索し、改善策を見出すという設計故障モード影響解析方法(FMEA)の概要を説明し、1月29日のFMEA実習に関するガイダンスを行います。
午後12時30分〜午後1時30分 昼食
午後1時30分〜午後3時30分
(演習ガイダンス講義) RCA(根本原因分析法)のガイダンス
(内容) 実際に発生した医療事故に対して、院内システム内の原因を探索し、改善するRCAの概要を説明し、1月30日のRCA実習に関するガイダンスを行います。
午後3時30分〜午後3時40分 休憩
午後3時40分〜午後5時
(演習ガイダンス講義) KYT(危険予知訓練法)のガイダンス
(内容) 院内に潜む医療事故の原因を予知する個人の能力を向上するKYTの概要を説明し、1月29日のKYT実習に関するガイダンスを行います。
午後5時 第1日目閉会
(第2日目) 2009年1月29日(木) 午前9時〜午後6時
KYT(危険予知訓練)およびFMEA(設計故障モード影響解析)の演習
東京大学医学部医学教育研究棟13階第5〜8セミナー室、東京大学山上会館2階会議室
小グループのファシリティーター:
東京大学医学部、日本大学医学部、東京女子医科大学付属病院、順天堂大学付属病院、田園調布病院、菊名記念病院、他
入室開始 午前8時30分
午前9時〜午後12時 危険予知訓練(KYT)演習
(内容) KYTの方法を少人数グループで修得する。
午後12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後6時 設計故障モード影響解析(FMEA)演習
(内容) FMEAの方法を少人数グループで修得する。
午後6時 第2日目閉会
(第3日目) 2009年1月30日(金) 午前9時〜午後5時
RCA(根本原因分析)の演習
東京大学医学部医学教育研究棟13階第5〜8セミナー室、東京大学山上会館2階会議室
小グループのファシリティーター:
東京大学医学部、日本大学医学部、東京女子医科大学付属病院、順天堂大学付属病院、田園調布病院、菊名記念病院、他
入室開始 午前8時30分
(内容) 根本原因分析(RCA)の方法を少人数グループで修得する。
午前9時〜午後12時 例題演習
午後12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後5時 課題演習
午後5時 全体閉会
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