医療技術安全セミナー2008夏期

 

医療機器安全管理の社会人教育

医療機器のリスクマネージメント

 

 

会期 2008628() 29()

 会場 東京大学法文2号館31番教室 (1日の定数800)

 

 

主催 国際予防医学リスクマネージメント連盟

     

 

 

 

 

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プログラム

 

趣旨:    

 

5次医療法改正(平成194月施行)、医療法施行規則および通知「医療機器に係る安全管理のための体制確保に係る運用上の留意について」(平成19330日)により、全国の医療機関における医療機器に係る安全管理のための体制確保が明記されました。それらにより、全国の医療機関は医療機器安全管理責任者を配置すること、この責任者は病院等において年2回程度の定期研修会を主催すること、更に、医療機器を取り扱う従事者に対して病院等以外の場所での医療機器の安全使用に関する研修の受講など行わせることが義務化されました。

 本セミナーは、全国の医療機関における医療機器安全管理責任者を含む医療機器取扱い従事者を対象として、特定機能病院で必須とされる医療機器の安全管理対策を含み、かつ、日本を代表する講師による各界の話題を提供するものです。医療機関における医療機器の安全管理のための基本となる参考資料得を提供し、これを基に各医療機関での医療機器安全管理等の向上に資することを目的とします。 第1日は医療機器安全に関する政府の最新の考え方をはじめとし、医療機器安全に関する諸団体・機関での基本的な対応について解説が講義されます。第2日目は医療機器安全の最先端技術が各専門領域から講義され、現在の医療施設で最大の課題になっている「医療機器安全管理の組織の作り方」に関してシンポジウム形式での討議が行われます。参加者には受講証明書を発行いたします。

      

   

 

受講対象者:  学会員、下記の職種の方、その他

 

医療機器安全管理者とは(厚労省通知):    医療機器に関する経験と知識の有る常勤職員で、医師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、歯科衛生技師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士の資格を有する者。病院管理者との兼業はできないが、医薬品安全管理者などの役職との兼業は可。

 

 

 

(1回目)   2008628() 午前10時〜午後4

東京大学法文2号館31番教室

医療機器安全管理の法と基本 

 

受付開始 午前9

 

午前10時〜午前1030分 (質疑5分を含む)   官庁講演 「法改正に伴う、医療機器安全管理のあり方 −法の解説」

高崎 洋介  厚生労働省医政局医療機器・情報室室長補佐 


午前1030分〜午前11    (質疑5分を含む)  「医療機器の安全管理としての医療機器管理指針の概要」
                               本間 崇     横浜第一病院 臨床工学部部長、日本臨床工学技士会医療機器管理指針策定委員会委員長


午前11時〜午前1110分  休憩


午前1110分〜午後12   (質疑5分を含む)   「手術部での医療機器安全管理のありかた、並びに病院の医療機器安全管理の組織的対応のあり方」
                                              安原 洋     東大病院手術部教授

 

 

午後12時分〜午後1時  昼食

 

 

午後1時〜午後150分     (質疑5分を含む)  「日本医療機器産業連合会の医療機器安全管理に関する最近の取り込み」
                                               石川 廣   日本医療機器産業連合会PMS委員会委員長


午後150分〜午後2時  休憩


午後2時〜午後250分   (質疑5分を含む)  「医療機器の安全について」
                                              外 須美夫  九州大学医学部麻酔科学教授、厚生労働省医薬品・医療機器等対策検討会委員

 

午後250分〜午後3時  休憩


午後3時〜午後350    (質疑5分を含む) 日本核医学会推薦講演 「放射線部のリスクマネージメント: 核医学診療事故防止指針について」
                         本田 憲業    埼玉医科大学総合医療センター放射線科、平成22年度日本核医学会会長


 

午後4時  1日目閉会

 

 

 

 

 

 

 

(2回目)  2008629() 午前10時〜午後4

東京大学法文2号館31番教室

医療機器安全管理の技術と院内組織 

 

受付開始 午前9

 

午前10時〜午前11時  (質疑5分を含む)  「医療機器安全の人間工学的アプローチ」

                     村上 陽一郎    国際基督教大学教授、東大名誉教授(工学部)、元東大先端科学研究センター・センター長

 

午前11時〜午前1110分  休憩

午前1110分〜午後12時    (質疑5分を含む)   ISOからみた医療機器の安全使用、保守、点検 – 京大病院などの体験を踏まえて」
    
                 萩原 睦幸     株式会社リベシオ 代表取締役

 

午後12時分〜午後1時  昼食

 

午後1時〜午後150分 (質疑5分を含む)  「エビデンス明確化のための戦略的医療機器保守管理」

                        酒井 順哉     名城大学大学院教授、医学博士、日本医療機器学会理事・医療機器コード標準化委員長

 

 

午後150分〜午後2時  休憩

 

 

午後2時〜午後4時 シンポジウム     「医療機器安全の院内の総合的取り組みのあり方」

座長  江原 一雅 神戸大付属病院

活動事例の紹介 

午後2時〜午後230分   (質疑5分を含む)
         
    神戸大学付属病院の事例 – 大学病院医師の立場から 

    江原 一雅  神戸大 医療安全管理室副室長 

 

午後230〜午後3時  (質疑5分を含む)
         名古屋大学付属病院の事例 – 技師の立場から

         林 裕樹   名古屋大学臨床工学部技師長 

 

午後3時〜午後330分  (質疑5分を含む)
 
        田園調布病院の事例 – 医師の立場から   

            星 真哉 田園調布病院内科部長

 

    午後330分〜午後4時 シンポジウム総合討論
 

 

 

 

午後4時  2日目閉会

 

 

 

 

 

 

 

 

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