医療安全基礎講座2009

 

(医科医療安全管理者・歯科医科医療安全管理者・

専従リスクマネージャー・医療機器安全管理者・医薬品安全管理者向け)

 

医療安全管理の社会人教育

 

 

 

会期 2009624()26()

 会場 東京大学医学部鉄門記念講堂 (定数310)

 

 

主催 国際予防医学リスクマネージメント連盟

     

 

 

 

 

基礎講座ホームページ

 

 

 

プログラム

 

趣旨:  本基礎講座は、医療機関で安全管理を担当される方を対象に、リスク管理・安全管理に必要となる基本知識を講義します。本講座はコース制で、3日間参加申し込みのみを受け付けます。

受講対象者:  学会員、医療機関の医療安全管理者、専従リスクマネージャー、医療機器安全管理者ないし医薬品安全管理者、その他(医療機関に勤務の方)医療での職種は問いません。

 

 

 

 

総合司会:   近藤 美希 (東京大学大学院学際情報学府)

 

 

 

 

2009624() 午前10時〜午後5

東京大学医学部鉄門記念講堂

医療安全のシステム 

 

受付開始 午前9

試験は実施されません。

 

 

 

午前10時〜午前1030分  ガイダンス

          酒井 亮二  (国際予防医学リスクマネージメント連盟理事長)

 

 

 

午前1030分〜午後12時  医療安全の基本用語と事故調査の方法

医療安全の基本用語/ 事故調査の方法 /その他

         (講演)   藤田 眞幸   (慶應義塾大学医学部法医学教授)

          医療事故調査方法は、法医解剖を含めて様々な方法があります。ここではこれらを概説するとともに、医療安全の基本用語を解説します。

 

 

午後12時〜午後130分  昼食

 

 

午後130分〜午後530分  事故予防のための病院システム改善に関するヒューマンファクターの方法

 

午後130分〜午後340

1)  事故原因の探索方法

    

         (講演)   江原 一雅 (神大病院医療安全管理室准教授) / 橋本 重厚 (福島県立医科大病院医療安全管理室准教授)

          講師の先生方は各大学などでヒューマンファクター講習会を実践し、先進的な研究・教育活動を行っています。

 

午後340分〜午後4時  小休憩

 

午後4時〜午後530

        2) ヒューマンファクターの基本的考え方と医療安全 – レビュー

     (講演) 小松原 明哲 (早稲田大学理工学術院創造理工学部教授)

           小松原先生はヒューマンファクターに係るリスクマネージメントを専門とされ、日本人間工学・安全工学の第一人者。

           設計故障モード影響解析(FMEA)を含め、医療リスクマネージメントに係るヒューマンファクターの基本的考え方が紹介されます

 

 

 

午後530  1日目終了

 

 

 

 

2009625() 午前9時〜午後5

東京大学医学部鉄門記念講堂

医療安全の情報と組織 

 

 

 

 

 

午前9時〜午前10時   リスク情報の特徴

          情報とリスクの基本理論 / リスク情報の特徴 / その他

   (講演)  酒井 亮二    (国際予防医学リスクマネージメント連盟理事長)

    ハーバード大学、スイス連邦工科大学、東大医学部・工学部、マレーシア理科大学医学部など

国内外の多数の大学などにて勤務し、各種団体の理事長など。

     

 

午前10時〜午後12時  医療安全のための組織構築の基本

組織構築の方法 / 対策立案の方法 / クリニカル・ガバナンス / その他

  (講演) 矢野 真 (武蔵野赤十字病上席院長補佐、医療安全推進室長)

             武蔵野赤十字病院の医療安全活動は、全国の赤十字病院の中で毎年に最優秀賞を受賞しています。

      これらの医療安全活動の推進役である矢野先生による病院組織論です。

 

 

午後12時分〜午後1時  昼食

 

 

 

午後1時〜午後3時  医療事故の情報システム

 

午後1時〜午後2時 

1)医療事故情報収集等事業について

                (講演) 後 信     (財団法人 日本医療機能評価機構 医療事故防止事業部部長)

 

午後2時〜午後3

      2)医薬品医療機器総合機構の医療安全情報について

                (講演) 石井 健介 (独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 安全部 医療安全情報室長) 

 

 

 

午後3時〜午後5時  院内感染症の基本対策

       (講演) 上寺 祐之 (東京大学医学部付属病院医療環境管理学准教授)

         上寺先生は東大病院の手術室を中心とする院内感染対策の責任者です。

 

 

午後5時  2日目終了

 

 

 

 

 

 

2008626() 午前9時〜午後5

東京大学医学部鉄門記念講堂

医療安全の技術 

 

 

午前9時〜午後12時  安全対策の科学的決定方法および評価方法

リスク学の基本 / 許容リスクの求め方 / 算出されたリスクに基づく意志決定の方法 /

リスク管理と資源適正の方法/ その他

     (座長)   刈間  理介  (東京大学環境安全研究センター准教授)

     (講演)  内山 巌雄 (京都大学前教授、日本リスク研究学会 元会長)

        内山先生は東大医学部を卒業後、国立公衆衛生院で労働衛生を担当され、本年3月に京都大学を定年されました。

        日本におけるリスク学の推進人物のお1人であり、ハーバード大学研修を経て、さらに国際的に著名です。

 

 

午後12時分〜午後1時  昼食

 

 

午後1時〜午後3時   臨床指標とは

(座長)  丹正 勝久  (日本大学医学部板橋病院副院長、救急医学教授)

(講演) 池田 俊也  (国際医療福祉大学教授国際医療福祉総合研究所医療政策・経営部長)

      池田先生は慶應大医学部を卒業後、ハーバード大学留学を経て、海外の医療安全活動に精通しています。

 

 

午後3時〜午後5時   医療コミュニケーションと医療安全

医療人と患者のコミュニケーションに関する基礎知識 /

医療メディエーター・苦情対応・カウンセリングにおけるコミュニケーションの基本的留意点 / その他

    (座長) 木内 貴弘 (東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野教授)

     (講演) 西山 ユミ (大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授)

      西山先生は医療コミュニケーション分野での臨床問題を専門としています。

  

 

 

午後5時  全コースの終了

 

 

 

 

 

 

 

 

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