医療技術安全教育セミナー2009年
医薬品安全管理研修会 (第4回)
(日本語社会人教育プログラム)
薬のリスクマネージメント
2007年度から厚生労働省では全国の医療機関と調剤薬局において、医薬品安全管理の更なる向上を目指し、医薬品安全管理者制度や医薬品安全管理研修など様々な新らたな対策を導入しました。これに伴い、学会としては全国の病院と薬局にとって参考となる資料を提供する機会の必要性を認め、「医療技術安全教育セミナー」の中に「医薬品安全管理研修会」を設置し、沖縄から北海道に至る多数の参加者により満席となりました。2009年は2連続日での開催として、年2回開催すべき研修会に対応し、遠方からの参加者の便を図っています。
2日間でのテーマは、医薬品行政での新たな制度への対応をはじめとして、日本国内外の学会役員のいくつかの提案が含まれています。後者には、「高齢者医療での医薬品安全」に関するシンポジウムや、「処方箋ミスと医薬品安全」に関する講演などです。
医薬品は世界的に日進月歩の競争の激しい重大な医療分野であり、そのためにも、医薬品の安全性は世界的な関心事です。予防医学リスクマネージメント学会の国内外の傘下団体が連動して、この分野の向上のために、年々新しいトピックスを取り上げる必要がある、と考えます。
2009年6月
主催者一同
酒井 亮二 国際予防医学リスクマネージメント連盟理事長
日本予防医学リスクマネージメント学会理事長
清野 敏一 東大病院薬剤部副部長
柴田 徹一 日本薬科大学薬学部前教授
橋田 亨 神戸市立医療センター中央市民病院薬剤部長
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