歯科医療安全教育セミナー2009 ― 歯科医療のリスクマネージメント − 会期 2009年10月31日(土) 〜 11月1日(日)午前 会場 東京大学法文1号館25番教室 (1日の定数700人) 主催 国際予防医学リスクマネージメント連盟 |
(趣旨)
厚生労働省では「診療報酬の算定方法」(平成20年厚生労働省告示第59号)の規定に基づき、「基本診療料の施設基準等」(平成20年厚生労働省告示第62号)を公布し、平成20年4月1日より「歯科外来診療環境体制加算」の適用にあたり、その施設基準の一部として、「医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること」を掲げ、研修での必修科目を指定しました。本セミナーは全国の医療施設要請により、これらの指定科目のすべてを含む歯科分野での医療安全に関する基本を2日間にわたり講義するものです。参加者には受講終了証をお渡しします。
受講対象者: 学会員、歯科医師(病院歯科部門および歯科診療所(有床・無床))、歯科衛生士、歯科関係の医療機材業者、歯科領域の医薬品関係者、その他
総合司会:
近藤 美希 (東京大学大学院学際情報学府)
プログラム
第1日目 2009年10月31日(土)
受付開始 午前8時30分
各講義時間には質疑5分を含む。
午前9時30〜午前10時 (講義) 歯科におけるインシデント
海野 雅浩(東京医科歯科大学名誉教授、国際予防医学リスクマネージメント連盟顧問)
午前10時〜午前10時10分 休憩
午前10時10分〜午前11時 (講義) 全身疾患を合併する患者への対応
深山 治久(鶴見大学歯学部歯科麻酔学講座教授)
午前11時〜午前11時10分 休憩
午前11時10分〜午前12時 (講義) 救急蘇生とAED
見崎 徹 (日本大学歯学部歯科麻酔学講座准教授)
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後1時50分 (講義) 院内感染症対策
小谷順一郎(大阪歯科大学歯科麻酔学講座教授)
午後1時50分〜午後2時 休憩
午後2時〜午後4時30分 (シンポジウム) インシデント事例と安全対策
大学病院における安全対策: 嶋田 昌彦 (東京医科歯科大学歯学部附属病院長)
総合病院歯科における安全対策: 長谷川 士朗(東京都保健医療公社荏原病院歯科口腔外科医長)
開業歯科診療所における安全対策: 端山 智弘 (世田谷区歯科医師会副会長)
障害者歯科における安全対策: 三浦 雅明 (埼玉県立総合リハビリテーションセンター歯科部長)
総合討論
午後4時30分 第1日目終了
第2日目 2009年11月1日(日)
入室開始: 午前8時30分
午前9時〜午前9時50分
(講義) 歯科における安全管理教育
森崎 市治郎(大阪大学歯学部附属病院障害者歯科治療部教授)
午前9時50分〜午前10時 休憩
午前10時〜午前10時30分 (講義) 医療安全における歯科衛生士の役割
相川 敬子(日本歯科衛生士会副会長)
午前10時30分〜午前10時40分 休憩
午前10時40分〜午前11時30分 (講義) 院内の安全管理体制
安藤文人(日本歯科大学小児・矯正歯科講師)
午前11時30分〜午前11時40分 休憩
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午前11時40分〜午前12時30分 (講義) 医薬品の安全管理の基礎知識
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清野敏一(東京大学医学部附属病院薬剤部副部長)
午前12時30分 全体閉会
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