学会憲章

予防医学の諸問題にはそれらに対するリスクアセスメントの成果を受けてリスクマネージメントを実践することが必要であり、そのためにはそれに付随する政策や対策に関わる技術開発のみならず、政治経済学、行政学、社会学、環境科学、生態学、行動科学、疫学、情報科学、教育学、統計学など多方面の学際研究が必要である。このような観点から本日本予防医学リスクマネージメント学会(Japan Society of Risk Management for Preventive Medicine)は予防医学の諸問題に対する科学的対策の策定に貢献する学際的な研究活動の国内外の交流を目的とする。

本学会は上記目的達成のため1)健康リスク及びそのマネージメント対策を計量的に明らかにするための実証研究を行う。2)予防医学で必要となるリスクマネージメントの原理と技術の向上を図る、および3)これらの活動を国際的水準で展開するための方策を国内外に構築する、ことを主たる活動とする。